ウォールシェルフと、🔍Side by sideのトリベットを使った「ディスプレイ収納」のご紹介です。壁に取り付けたシェルフに、トリベットを敷いて「せいろ」を設置すれば、使わないときもインテリア感覚で楽しめます。本記事では、ウォールシェルフとトリベットを組み合わせた収納方法についてご紹介します。また、自作でウォールシェルフを作る場合のポイントについても解説します!

Contents
ウォールシェルフとは
ウォールシェルフとは、壁に取り付ける台や棚の総称です。壁面に穴を開けて固定具で設置する方法が一般的ですが、賃貸物件でも使用できる工夫が施された製品もあります。壁のスペースを有効活用しつつ、お気に入りの雑貨や調理器具をディスプレイのように並べられるのが魅力です。
ウォールシェルフのデメリット
便利なウォールシェルフですが、取り付けの際に壁に穴を開ける必要がある点がデメリットとして挙げられます。耐荷重は製品によって異なるため、事前に確認してから設置することが大切です!
ウォールシェルフに「せいろ」を置いて収納できるのか
せいろは大きさや重さによって、立て掛けたり重ねて置いたりといった収納方法が選べます。ただし、ウォールシェルフの耐荷重や奥行きによっては安定感が損なわれることもあるため、以下のポイントを参考にしてください。
ポイント1:せいろを立て掛けて置く場合
せいろを立て掛けると、接地面がせいろの丸みによって安定しないことがあります。そこで、🔍トリベットを使ってせいろの丸みを支えれば、しっかりと立て掛けられます。大きめのせいろでも工夫次第でディスプレイとして楽しめます。

ポイント2:小さいせいろを重ね置きする場合
18cm程度の小さめのせいろなら、2段ほど重ね置きしても比較的安定します。2段重ね(本体2つと蓋)で約800gほどになるので、耐荷重が3kg程度ある一般的なウォールシェルフであれば問題ありません。大き目であっても、耐荷重的には大き目の「せいろ」であっても耐えられると思います。ただし、奥行15cm以上あるウォールシェルフはあまり多くないため、サイズは限定されそうです。
さまざまなサイズの「せいろ」を立て掛けを可能にする「トリベット」
🔍トリベットを活用すると、大小さまざまなせいろを安定して立て掛けることができます。🔍トリベットの間隔を7cmほど広げると「せいろ」をしっかり支えられるちょうどいい状態になります。
🔍トリベット(大)を7cmの間隔で広げると全体の幅がおよそ50cmになるため、18cmのせいろを2つ並べても余裕があります。。27cmの大きめのせいろ1つを置く場合も、しっかりと安定しました!小型の🔍トリベットでも構造は同じなので、7cm程度まで広げてせいろを1つずつ安定して立て掛けることができます。
なお、🔍トリベットの間隔が6cm以下だと安定感が少し落ちるため、7cm程度を目安に調整すると安心です。
トリベットとウォールシェルフのサイズの兼ね合い
ウォールシェルフとトリベットを一緒に使う際は、奥行と幅の2点を念頭に置く必要があります。
トリベットとシェルフの奥行
一般的なウォールシェルフの奥行は9〜15cmが多い一方、🔍トリベットを7cmほど広げた際の奥行は大サイズで約19cm、小サイズで約20cmほどあります。実際奥行15cmの台に置いてみると見た目に違和感はなく、安定性も充分でしたが、より奥行きのあるシェルフを使えば一層安心して使えると思います。

シェルフとトリベットの幅
🔍トリベットを7cmまで広げた状態での幅は、🔍トリベット(大)が50cm、小が22cmほどです。ウォールシェルフ自体の幅がトリベット大の場合で60cm以上、トリベット小の場合で30cm以上あれば、余裕をもって置けるでしょう。

自作ウォールシェルフ

ウォールシェルフは自作も可能です。図は、100円ショップで購入した品々で構成して作ったシェルフです。筆者は、ダイソーで揃えました!付属品に、ドライバーで壁に差し込める「ねじ釘(1.5cmくらい)」も入っておりまして、板材、取り付け器具、ネジ(4つ)だけなので、取り付けも簡単です♪
作成ポイント

1、壁にとりつける部分のネジは短いと外れる恐れがあります。別途で販売しているので、長めのネジ釘をお求めいただくのがおすすめです。
2、取り付ける台の厚みは、釘の長さに合わせて調整しましょう。100円ショップで販売している「板材」は厚みがないものが多いです。もし、釘の長さに合わせるとしたら取り付ける「板材」はホームセンターなどでお求めになるのがおすすめですね!
注意
耐荷重は厳密に測定できないので、心配な場合は既成の製品をお買い求めなされることをおすすめします。
トリベットを設置するのに”ちょうどいい”既成のウォールシェルフのご案内
ご説明して参りましたことを踏まえた上で、”ちょうどいい”と思ったウォールシェルフを2つご紹介します。賃貸物件でも取り付けがOKであり、取り付け簡単で、比較的多くの方に使いやすい点に選定基準をおきました。
NO.1「すらい堂 🔍ウォールシェルフ(化粧板タイプ)」
サイズバリエーションが豊富で、幅90cmまで対応した製品もあります。せいろや小物などをたくさん置きたい方には便利です。ナチュラルなカラーも複数用意されているため、インテリアの雰囲気に合わせやすいのも魅力。耐荷重が約4.5kgあるので、ディスプレイ収納として安心して使えます!
NO.2「すらい堂 🔍ウォールシェルフ(奥行20cm)」
こちらは奥行が20cmと広めなので、トリベットをシェルフからはみ出さずに設置できます。9〜15cmの奥行きの製品が多い中、20cmの奥行きがあることでより安定感が高まります。ナチュラルカラーが人気過ぎて入荷待ちになることもあるので、お求めの場合は早めにチェックしておくとよいでしょう!
”見て楽しむ”収納を!
ウォールシェルフとトリベットを上手に組み合わせることで、せいろをはじめとした調理器具を「見せる収納」として演出できます。「せいろ」が飾ってある風景って、どこか丁寧な暮らしの雰囲気もありますよね。今回ご紹介したディスプレイ収納は空間を有効活用しながら、”大切な道具を見て楽しむ”ことのできる。それが、最大の魅力です!