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調理器具

「銅製の卵焼き器」の使い方や洗い方を解説!

銅製「卵焼き器」のある暮らし


卵焼き器自体をお持ちでないご家庭も多いかと思います。実は、この長方形の型に合わせてつくるだけで本当に簡単にプロの料理人が作ったような綺麗な形の卵焼きをつくることができます。

この形の良さは、実は味にまで影響を及ぼすことをご存知でしょうか。料理の見た目が良ければ、食欲をそそり、同時に香りや味を引き立たせる効果があるというのです。

例えば、ラーメンのスープが青色だと、それだけで食欲は落ちてしまいそうになりませんでしょうか?筆者的には、仮に「味」が普通であっても、美味しいと感じることはできないかもしれません。

もちろん味つけ自体に問題があれば別の話ですが、少なからず見た目で美味しく感じるのは間違いないようです。

綺麗な形や色をした卵焼きは「美味い」を感じるポイントのひとつです!


ちなみに銅製の器具は、熱伝導がよいことがポイントです。簡単にいうと、熱が「早く」「まんべんなく」器にいきわたるので、溶いた卵が「ムラなく」熱っされていく♪

みたいな感じです。(プロじゃないので、よくわかりませんが(笑))

ともかく、このフライパンの熱の通りの良さによって料理屋さんで食べてるような卵焼きの味になります!(まさに、卵焼き器の力です)

はじめて銅のフライパンを使って作った卵焼を旦那に食わせて見ましたところ、なにかとケチな旦那から「いい卵」買ったの?と聞かれました。(ただ、美味しいって言えっ・・・)

ということで、見た目にもよく、味自体もアルミやステンレス製で作ったものよりも違った感覚があります♪


また銅色は、多くの人の目に留まる綺麗な色であります。そうした色の製品がキッチンにあるだけでオシャレです。

また銅製品は、時間と共に色が変化しています。劣化というよりは、「経年変化」という言い方になります。最初は、ピッカピカの色も時間の経過していくと渋みのある色へと変わります。確かに、古くなれば色褪せるという感覚は当たり前かもしれません。ただ、銅製品の場合は「退色」というより「色変わり」といった感じです。

おそらく1年経ったものと、新品を見比べると、それぞれに甲乙つけがたい魅力を感じることができると思います♪

製品の外観の変化を楽しむことのできる「銅製の卵焼き器」は、インテリア小物として、キッチンに彩りを与えてくれるものであります!

画像は、筆者愛用の中村銅器製作所さんの卵焼器です。サイズは多様にありますが、筆者的にはこのサイズが一番勝手が良いと感じております。また、お弁当サイズに合わせた、「小さいもの」もあります。このお弁当タイプに関しては、メーカー直接仕入れですがそのほうがお求めやすいのでコチラをご確認ください。

扱い方(準備物・使い方・洗い方・保管)

扱うにあたっての準備物と使い方等に加え、洗い方、保管といったお手入れ方法について、動画を交えできる限り分かりやすくまとめております。どうぞご参考までに、各ページリンクにてご覧ください。

準備物ページ >

使い方ページ >

洗い方ページ >

保管のページ >

銅製「卵焼き器」のあれこれ

プロ志向!「銅」という素材
銅は熱伝導率が良いことは先にご紹介させていただきました。どのぐらいよいのでしょうか?一般的にフライパンや鍋などの材質として用いられている素材と比べるわかりやすいかと思いました。

調べてみると、どうやら一般的に熱伝導率が高いといわれる「鉄」の約5倍軽くて使いやすい「アルミニウム」の約2倍ということがわかりました。

器に熱が通りやすいという性質は、料理を美味しく仕上げる上で大事なポイントです。銅製品は、その性質においてとても優れた材質であるのだと思います。

また、こうした点に優れることから、火加減の微妙な調整ができる「銅製品」はプロ志向というイメージがあるようです。

端的にいうと、乗用車に対して・・・「細かいハンドル裁きができる」「細い道でもスルッといける」バイクのような存在かと思っています。銅製品の火の通りやすさに加えて、細やかな火加減のコントロールが更に料理の味をより引き立たせることにもつながるもの思っております。
それを可能にしてくれるのが「銅」という素材を使った製品なのだと感じます。

※熱伝導率の数値(高低)ついては、作る料理によって適した材質を使う事を前提としています。

 

卵焼き以外にも使える!
この器具の大きさは、朝はホットケーキやウィンナーを,ちょちょっと作るのにはちょうど良い大きさなんです。場所もあまりとらないで済みますし、ホットケーキも簡単に綺麗な形でオシャレに仕上がります。ウィンナーも、直ぐ温まる器の上で「表面パリッと食感」を手早くつくれます。

昼時には食パンもそのまま器の上で焼いています。そのあとに、余熱を活かしたまま卵を調理して、トマトやレタスをのせれば「あっという間のサンドイッチ」の完成です!

夜には、焼きそば(一人飯)を旦那が一人でこしらえたりしています。(体重増加中)
1人分作るのに、熱伝導がよいせいか「すぐに作れて、うまい」がよいとのこと(笑)
卵焼き器は、使いだすと一日中稼働している日も少なくないかもしれません。

 

SACHINO企画:だし巻き卵チャレンジ
企画という感じをこれからもどんどんやっていって、皆様にも情報を共由できればと思っています。
今回は、美味しいだし巻きたまごを作るために、たくさん思考をこらしてやってみました。
動画でまとめておりますので、ご興味あればぜひご視聴ください。→近日公開予定です。

中村銅器製作所さん 銅製「卵焼き器」

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腐食しやすい銅自体を守る為と、食品に銅の味がうつらないように、食材が触れるところ(器の内側)に金属膜をする必要があります。被膜をするのには、錫金属が用いられ、「メッキ」「焼き付け」という技法があるそうです。

中村銅器製作所では、「焼き付け」という技法がとられています。
色々と調べてみましたが、焼き付けという技法では、要するに「被膜:錫金属」が摩擦などによっても
簡単にはがれにくい耐久性をもちながら、鍋の全体の温度を適温に保つ働きを担うことができるそうです。適温というのは、銅という性質の高熱過ぎる温度を抑制したものということです。

この技法では、鍋のひとつひとつに職人さんの技術をもってして、なお時間をかけて行わなくては
ならい作業です。中村銅器製作所が創り出す卵焼き器で作る「卵焼き」が、一味違うのもこうした職人さんのひと手間によるところがあるのだと感じています。

お買い得情報・・・「2500円!」

下記は、お弁当サイズの小さなサイズの卵焼き器です。メーカー直接の問い合わせフォームから、注文できます。お値段もとってもリーズナブル!ぜひ、お試しにと考えていらっしゃる方にはオススメです!

9cm×15cm×3cm(高さ)板厚1.5mm(既製商品と同じ板厚)
2500円(税抜き)
HP:銅製・玉子焼鍋 手作り出汁巻き卵・厚焼き卵 サイズ色々 – 中村銅器製作所 より

→お問い合わせはコチラ(中村銅器製作所HP)からとのことです♪

まとめ

銅製の卵焼き器を扱うにあたり、筆者も最初は色々と調べてとりかかりました。結局、なんだかんだと失敗もたくさんありました。しかし、使用していくうちに、やはり買ってよかったと思えるのも「とっつきにくい器具」を手に取る魅力とも感じます。

最後まで、読んだくださった読者の皆様には改めて感謝申し上げます。今後も、使い込んで実感したことでお伝えできることがあればどんどん書き込んでいく所存です。ぜひ、またのご来訪をお待ち申し上げております。

参考資料等

1:HP【味に影響あり】味覚と視覚の関係でわかる料理の見た目が大事な理由|結婚式料理ドットコム (wedding-cooking.com)
2:HP 熱伝導の基礎知識│熱伝達との違いや金属における熱伝導について │ 精密金属材料の特殊金属エクセル(TOKKIN)
3:HP【素材別】フライパンの選び方。特徴の違いを解説 – 京セラキッチンオンラインストア (kyocera-kitchen.com)
4:HP 道具屋が伝えたい銅鍋の魅力とは? | Kitchen Paradise
5:HP銅鍋は磨くと蘇る:道具のアフターケア:フライパン倶楽部 (furaipan.com)
6:HP銅について知る|一般社団法人日本銅センター (jcda.or.jp)
7:HP公式サイト 中村銅器製作所 (nakamuradouki.com)