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蒸し板の役割
蒸し板とは
鍋とせいろの間にかませて使うもの。
鍋の上に置いた蒸籠が不安定になったり、焦げたりするのを防いでくれる役割をもっている。
蒸籠と鍋のサイズが合わない場合でも、この「蒸し板」を使って対応することができる。
お鍋のサイズに対して蒸籠が適していれば必要ないといわれますが、個人的に蒸し板は蒸籠と同時に購入することをおススメします。
強火にして使用する必要のある蒸籠は、焦げるリスクがつきものです。
なので、永く大事に使う為にも、できる限り蒸籠自体に火がかからない方法として蒸し板は必要であると考えます。
また、蒸し板を使用することにより土台が安定し、蒸籠の段数を重ねて使う際にも安心して使用できますし、蒸籠とお鍋の多少のサイズ違いによる蒸気漏れの心配も少なくなります。
蒸し板を利用することで得られるメリット
1、蒸籠に対して、お鍋が大きくても小さくても、融通を利かせられる2、効率良く、蒸気を漏らさず蒸し上げられる
3、蒸籠を焦がす心配が減り、永く大事に使える
4,安定した状態で蒸し作業ができる
蒸し板のサイズ合わせ
「蒸籠:選び方」ページのステップ3の表に準じて、対応する蒸し板をご案内いたします。
それぞれについて筆者なりの見解も添えさせていただきます。
お鍋が17cmくらいで蒸籠を18cmで使う場合の蒸し板サイズ
このカテゴリでは、利用できるサイズの蒸し板が3サイズあります。
「27cmの蒸し板」は少し大き目ですが、「18cmから25cmの蒸籠」に対応することが可能です。
その蒸し板を使うことで、17cmの鍋を活かして、「25cmの蒸籠」の利用も可能です。
18cm蒸籠は、1人用として人気サイズということです。1人でご使用の場合は「21cmの蒸し板」のほうが大きさの面で、保管場所をとらなくてよいかもしれません。
お鍋が18cm~20cmで蒸籠が21cmを使う場合の蒸し板サイズ
こちらのカテゴリでも、使用できる蒸し板は3サイズあります。
「21cmの蒸籠」は一番使いやすいサイズです。一段だけ1人用として使う場合でも、ちょっとしっかり目に食べたい時に抜群の質的な感覚です。
また、2人を想定しての1段でさえ、ある程度コト足りる量を用意できます。
例えば、「21cmの蒸籠」を普段夫婦2人で使用するとして、「27cmの蒸籠」を友人家族、親族を招待用に使う時、「30cmの蒸し板」を用意しておけば両者に対応できます。
お鍋が21cm~24cmで蒸籠が25cmを使う場合の蒸し板
こちらのカテゴリの中では、利用できるサイズの蒸し板が2サイズあります。
ちなみに筆者は、22cmの鍋にて「30cmの蒸し板」を使用し、「27cmの蒸籠」を使っておりますので、このカテゴリの中で、可能な限りの最大級の蒸し板を活用していることになります。
時をみて「21cmの蒸籠」の購入を考えておりますので、その際も活用する見込みです。
お鍋が25cm~26cmで蒸籠が21cmを使う場合
こちらのカテゴリは、使用できる蒸し板は1サイズのみとなります。
しかし、大は小を兼ねるというのが蒸し板の性質です。
このサイズの鍋を使い、「30cmの蒸し板」を使用することで、以外にも大小さまざまな蒸籠サイズに対応することが可能です。
あらかじめ、4人以上で使用することが決まっているようであれば、あえて鍋の大きさも「大き目」を選び、蒸し板も大きいものを選ぶというものありです。
その後、状況に応じて必要な蒸籠のサイズを買い足すという流れは効率的と思います。
※「蒸し板」の購入前チェック
蒸し板の内縁直径=aが、鍋の直径に対して1cm小さいことを確認してください。便宜上17cm以上の鍋を選んでいただいている理由になっていた点です。17cm以上の鍋であれば概ね、条件を満たしていると思われます。
但し書き
ご紹介した蒸籠サイズや、蒸し板のサイズについて
→一般的にみて広く取り扱われているサイズを抜粋しております。ご紹介したものよりも大きいもの、小さいものはあるかと存じます。
蒸し板の代用についての記事の紹介
100均などで蒸し板を買えるという情報がはいってきています。
その実態について調査しました。