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【保存版】せいろ調理のすべて:サイズ選びから器ごと蒸すコツ、簡単レシピまで徹底解説
サイズは21~30cmが便利。鍋より1~2cm大きいものを選ぶと◎。二段重ねで同時調理も可能です。

【保存版】せいろ調理のすべて:サイズ選びから器ごと蒸すコツ、簡単レシピまで徹底解説

選ぶポイント
サイズ選びならこちらを目安に!
- お皿ごと蒸す場合: 大皿が入る30cm前後のサイズが便利です
- 1~2人分:21cm、24cmサイズがおすすめです
- 3人分~:27cm以上のサイズがおすすめです
鍋との相性を図るポイントはここ!
- ポイント1:鍋の直径よりせいろ直径が1cm~2cmほど大きいことが重要
- ポイント2:蒸し板を活用して、サイズに融通を利かす
素材選びはお好みに合わせて!
- 竹: 香りが少なく、価格が安価
- 杉: 香りが良い、価格も手頃
- 桧(ひのき): 高価だが、耐久性が高くカビに強い
せいろを使い始めたい方へ!何からすればいいか!?使い方や選び方まで解説!
調理のメリット
食材の旨味を引きだす
野菜は 甘みや香りが増します。また、肉・魚は、脂が適度に落ち、ヘルシーに仕上げられます
温め直しにも最適!
レンジと違い、食材がふっくら仕上がる→我が家の子供は、野菜がおいちぃ!と言っておりました。5歳ですがおかげでお味にうるさいお子様になりました
二段重ねで効率よく料理ができる
上段、下段で同時調理できる(例 上段:肉まん 下段:野菜とお肉)
使用時の注意点とお手入れ
せいろに直いれする器選びの基準
- 基準1:耐熱温度が120℃以上と表記してある。もしくは、それと同等であると証明されていること。
- 基準2:電子レンジ使用可表記がある。 蒸し器でも安全に使える指標です。
汚れ対策について
- 食材は、蒸し布、クッキングシート、葉野菜を敷く→油汚れなどがせいろに直接つかないようにできる
- 器ごと蒸す→せいろ自体に汚れがつきにくい
お手入れについて
使用後はよく絞った布巾で拭き上げるだけです。汚れが気になる場合でもぬるま湯+タワシでさっと洗ってよく拭きあげるのみでOK
器ごと入れるメリットって?
メリット1:手間が減る
器に盛り付けた状態で蒸すため、そのまま食卓に出せます
メリット2:食材が崩れにくい
器が食材を支えるため、繊細な料理でも形を保ったまま蒸し上げられます
メリット3:ソースや汁気の管理ができる
直接蒸籠に食材を置くと、汁が落ちてしまいますが、器を使えばソースや出汁が一緒に蒸し上がり、風味を逃しません
器ごと蒸すときの注意点
器ごと蒸す際の注意点をまとめておきますね。一番注意してほしいのは、取り出す時の火傷です。うかつに直で触るのはとても危険です。鍋掴みをあらかじめ用意されておくとよいでしょう。
- 器が蒸籠にフィットすること
蒸籠に器を入れる際は、隙間を適度に確保し、蒸気が均一に回るようにします - 耐熱温度を確認すること
器が蒸気に耐えられるか事前に確認しましょう - 器を冷ましすぎない
器によっては、冷凍・冷蔵した器をいきなりせいろで蒸すと割れることがあるので、お気を付けください - 取り出す際にやけどに注意
蒸し上がった器は非常に熱いので、鍋つかみや布巾を使って取り出しましょう
せいろに関わる大事な関連情報
簡単にできるおすすめ料理
① 茶碗蒸し

材料:卵、だし汁、具材(鶏肉、椎茸、海老など)
手順
- 卵とだし汁を混ぜて「卵液」を作り、具材を器に入れる。
- 卵液を器に流し入れ、器ごと蒸籠にセット。
- 中火で蒸し、竹串で確認して固まれば完成。
② 蒸し魚

材料:白身魚、野菜(ねぎやきのこ)、だし汁、調味料
手順
- 耐熱の器に魚と野菜を盛り付ける。
- だし汁と調味料を加え、蒸籠に器ごと入れる。
- 蒸して火が通ったら、とろみのついたあんをかける。
③ 蒸しプリン

材料:牛乳、卵、砂糖、バニラエッセンス
手順
- 材料を混ぜてプリン液を作り、耐熱容器に注ぐ。
- 器ごと蒸籠に入れ、弱火でゆっくり蒸す。
- 表面が固まったら完成。
相性のよいお皿は?

直接入れて蒸してよい器の耐久性の基準とは?
蒸籠で蒸す場合、器は100℃以上の蒸気に長時間さらされるため、 耐熱温度が120℃以上 のものが適しています。一部、140度という風にも言われているみたいですが、一般的には120℃以上が目安の指標です。
器の種類
- 陶器や磁器:一般的に高温でも割れにくい(例:美濃焼、波佐見焼)
- 耐熱ガラス:急激な温度変化に強い(例:イワキの耐熱ガラス製品)
器の大きさの目安は?
ここまでご説明してまいりましたが、正直せいろに合う器や、大きさの目安は想像だけでは分かりにくい部分もありますよね。好みや用途次第ではありますが、筆者はせいろにいれる器として優れているのは、イッタラ(iittala)のティーマ(TEEMA)だと思っています。
下記の記事🔍せいろに入る「食器サイズ」の目安をTeema(ティーマ)食器で検証!では、目安としてせいろに入る食器サイズを検証しましたのでご参照ください。
皆様の器選びのお手伝いができれば幸いです。

我が家一押しのオススメの器:イッタラ(iittala)ティーマ(TEEMA)について

イッタラ ティーマは、北欧デザインの代表的な食器シリーズであり、シンプルかつ実用的なデザインが特徴です。収納性・耐久性・耐熱性に優れ、時代や流行に左右されず多くの人々に愛され続けています。オススメのポイントについてまとめてみました!
とっても丈夫なティーマ(TEEMA)!
我が家の収納の様子です。重ねても大丈夫な強度も魅力的です!ティーマはこうした強度もあって世界各国のレストランなどでも利用されています。お店によっては、小学生の背丈ぐらいたくさん重ねて置いてたりするそうです。
推しポイント6選!
1 シンプルなデザインが美しい!
デザイナー カイ・フランク の「必要な装飾は色だけ」という哲学のもと制作されており、シンプルながら料理を引き立てるデザインが特徴です。少しくすんだ色味と陶器の艶感が、料理を美しく見せる効果を持っています。
2 優れた耐久性と耐熱性
- 耐久性:陶器製で重量感があり、多少の衝撃では割れません。お子供やご高齢の方がいる家庭でも安心して使用できます
- 耐熱性:レンジ、オーブン、食洗機、冷凍庫に対応し、幅広い温度変化に耐える(直火以外)ことができます
3 豊富なバリエーションがある
色:ホワイト、ハニー、レッドなど現在は5種類が定番となっています
形:丸、三角、四角、長方形など
4 食卓を演出してくれる
食卓に統一感や落ち着きを演出したい場合は、同系統の色や形で揃えるとスッキリとした印象になります。反対に、小皿やマグカップに違う色を選んだり、一枚ずつお皿の色味を変えることで華やかさを演出することも可能です。
5 他の北欧食器ブランドとの相性がいい
イッタラの他食器やアラビアはもちろん、マリメッコなどの柄物の食器と組み合わせても上品にまとまります。自由にコーディネートできるため、組み合わせの楽しさも無限大ですね。
6 オススメのリネンカラー!
リネン:定番ではないものの、人気度合いと使いやすさから、色々なショップさんの特別枠で販売されています。真っ白ではない少しくすんだ優しい色合いが、どんな料理や食器とも合わせやすく、ガラス製品や木製食器とも相性抜群の万能カラーです。
まとめ
せいろを使って器ごと蒸す調理法は、忙しい毎日の中でも手軽に本格的な蒸し料理を楽しめる素晴らしい方法です。大皿や多段重ねのせいろを活用すれば、食材の旨味や栄養を逃さず、見た目も美しく仕上がります。また、耐熱性の高い器を選び、ティーマなど信頼のおける食器を取り入れることで、安心して幅広いメニューにチャレンジできる点も大きな魅力です。適切な器のサイズや使い方、注意点を押さえておけば、毎日の食卓がより健康的で華やかなものになること間違いなし!ぜひ、せいろ調理を日常に取り入れて、その便利さと美味しさを実感してみてください。