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本記事でご案内
おひつの洗い方について、手順と注意点などを動画を踏まえて分かりやすく解説します。
おひつを洗う時の準備物
・束子(お手入れ用。あると便利です)
※我が家はスティック状の棕櫚(しゅろ)の束子をつかっています。
・アルコールスプレー(エタノール)
※我が家はA2ケアをつかっています。
・布巾(拭きあげ用)
※毛足の長いタオルでは杢目の隙間に繊維が絡まりやすいので
リネン(麻)や薄手のコットン(綿)の生地がおすすめです。
おひつの洗い方の手順
洗いの作業
1:束子を使って杢目に沿いながら、おひつの内側から外側の順に洗っていきます。(これがオススメの順番です)
2:箍を傷つけないように、外側の側面は全体を手洗いをしておきます。
3:スコイを使いながら、確認洗い。(ぬめりが取れにくい場合など)
4:消毒用アルコールをスプレー(エタノール)してふきあげる。(黒ずみやカビの発生を抑えることができます。)
※洗う前にスコイを使用して、あらかじめご飯粒などの付着物の残りをある程度きれいに取っておくと洗いやすくなります。
洗い作業の注意
※洗剤は木の油分が落ちて劣化の原因となってしまうので、使わないでください。
※使用後は放置せずすぐに洗ってください。
※ついたお米が気になる場合は、5分ほど水またはぬるま湯につけておくと洗いやすくなります。
※木の割れ、そりの原因になるため食器洗浄機、乾燥機の使用は絶対NGです。
解説動画
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補足情報
消毒用のアルコールがNGの方へ
「A2ケア」がおすすめです。 (筆者はアルコールだと手が荒れてしまう為、A2ケアを愛用しております。)
[A2Care]について
A2ケアは、いわばほぼ水であります。
それでありながら、消臭除菌効果が非常に優れています。
航空機の清掃に幅広く用いられており、安全性も高く評価されいるようです。
デリケートな木製製品や、大切なペットちゃんなどに配慮する上でも役立ちます。
参考文献・引用資料(文中脚注)
1:引用元:「創業明治41年 釜浅商店料理道具案内」、2015/3/13、p126
2:参考出典:https://umezawa-u.store/blogs/
2:引用元:キナリノHP:https://kinarino.jp/cat2/38218#
3:引用元:キナリノHP:https://kinarino.jp/cat2/38218#
4:引用元:「サライ.jp」https://serai.jp/hobby/1121316
5:参考文献:「日本の森と木の職人(地球の歩き方 GEN STONE9)、2007/5/12、西川栄明
6:参考元:「株式会社 山一HP」:https://yamaichi-kiso.jp/free/shouhinnokodawari