ご飯をふっくらおいしく保ってくれるおひつ。でも、正しいお手入れ方法を知らないと、カビやにおいの原因になってしまうことも。せっかくのおひつを長く清潔に使うために、基本の洗い方とお手入れのポイントをしっかり押さえておきましょう!本記事では、おひつの洗い方について、手順と注意点などを動画を踏まえて解説します!
Contents
おひつを洗う時の準備物

- 束子(お手入れ用。あると便利です)※我が家は「スティック状の棕櫚(しゅろ):紹介中」の束子をつかっています。
- アルコールスプレー(エタノール)※我が家はA2ケアをつかっています。
- 布巾(拭きあげ用)※毛足の長いタオルでは杢目の隙間に繊維が絡まりやすいのでリネン(麻)や薄手のコットン(綿)の生地がおすすめです。
おひつの洗い方の手順
洗いの作業
1:束子を使って杢目に沿いながら、おひつの内側から外側の順に洗っていきます。(これがオススメの順番です)

2:箍を傷つけないように、外側の側面は全体を手洗いをしておきます。

3:スコイを使いながら、確認洗い。(ぬめりが取れにくい場合など)

4:消毒用アルコールをスプレー(エタノール)してふきあげる。(黒ずみやカビの発生を抑えることができます。)

※洗う前にスコイを使用して、あらかじめご飯粒などの付着物の残りをある程度きれいに取っておくと洗いやすくなります。
洗い作業の注意
- 洗剤は木の油分が落ちて劣化の原因となってしまうので、使わないでください。
- 使用後は放置せずすぐに洗ってください。
- ついたお米が気になる場合は、5分ほど水またはぬるま湯につけておくと洗いやすくなります。
- 木の割れ、そりの原因になるため食器洗浄機、乾燥機の使用は絶対NGです。
解説動画
補足情報
消毒用のアルコールがNGの方へ

「A2ケア」がおすすめです。(筆者はアルコールだと手が荒れてしまう為、A2ケアを愛用しております。)A2ケアは、いわばほぼ水であります。それでありながら、消臭除菌効果が非常に優れています。航空機の清掃に幅広く用いられており、安全性も高く評価されいるようです。デリケートな木製製品や、大切なペットちゃんなどに配慮する上でも役立ちます。
まとめ
おひつは正しくお手入れすることで、長く清潔に使い続けることができます。洗うときは優しく手洗いし、しっかり乾燥させることが大切。ちょっとした手間を惜しまなければ、おひつ本来の魅力を存分に楽しめます。ぜひ、日々のお手入れを習慣にして、おいしいご飯とともに長く愛用してください!